「なーんか…。

こんな所で人探しなんて
大変だしさ…

ぼくで良けりゃー、
助けてあげるよー?」

「結構ですっ!!」

凛と一緒に男に背を向けて、さっさと歩きだそうとする。

「あっ!こーら!!
駄目だってっ!

そっち、ラブホ街だから、子供は……。」


そう言って、男がオレの手を掴んだ瞬間……。


紫色の光が、
オレと男を包み込んだ!!!