ピッピー...
体温計の音が聞こえる


「39度、風邪ね。もう、お母さんに心配かけさせないでちょうだい。」
「はーい。ごめんお母さん」

‘‘寝てなさいね。”
そう言ってお母さんは出て行った。


はぁー...
昨日雨に濡れたせいか、家の玄関で倒れてしまったみたいだ。

学校に行けないのが残念で、でも少しホッとしている自分が心にいる

あんな事があったのに、顔なんか合わせられるはずないもんね...


今は、みんなお昼かなぁー
るみ、どうしてるかな⁇

ぼーっとそんな事を考える