み… みお… …お …みお…美央!
お母さん?お父さん?それに悠美?
ここどこ?
「美央!美央!あなた学校で倒れたのよ!」
あ…そうだった…
私は頭が痛くて倒れたんだっけ…
「もう大丈夫だよ!心配かけてごめんなさい。」
「美央…」
お母さんは涙を、流す。
どうしたんだろう…
「あなた…余命…あと 五ヶ月…なの…」
え…?い、いま なんて…
(余命五ヶ月なの…)
一瞬、これが 夢だと思った。
けれど、お母さんもお父さんも…
悠美も…
ずっと泣いてた。
これは夢では無い
現実だ。
私…高校三年生… 高垣 美央は
余命五ヶ月を言い渡された。
