たった一瞬の出来事… すれ違い様に言った一言――… たったそれだけの事なのにすごい嬉しくて嬉しくてたまらなかった 泣きそうになっても頑張ろう そう硬く想った 応援練習が始まった そこは――… 『地獄』『修羅場』 その言葉が似合う 歌ってる最中に応援団はうろうろ歩いて、歌詞を間違った人や声が小さい人に怒鳴り散らしていた もう…存在だけで怖いのに 練習が終わり、皆、寒さで震え、怖さで顔色が青白くなっていた もう…こんなのやりたくない 少なくとも、クラスの女子は言っていた