そう決めた日の放課後。
「あ、参考書ないや」
家に帰って勉強をやろうとしたとき、そう気付いた。
本屋に行って買わないと...!!
今日、今からの予定はない。
「行くか」
自転車に乗って本屋へ向かった。
「んーと...数学のはどこだー?」
コーナーで本を探していると、聞き覚えのある声が聞こえた。
「あ、もも先輩!!!」
「....璃恋ちゃん!?!?」
そこにいたのは佐野くんの妹、璃恋ちゃんだった。
「もも先輩も参考書ですか?」
そう言う璃恋ちゃんの手元を見ると、10冊ぐらいの本が積み上がっていた。
「璃恋ちゃん....それ、まさか全部....」
「はい!!!参考書です!!!」
笑顔で答えられた。

