「あのさ、告白のことなんだけど....」
学校での出来事などを話していたが、話すこともなくなってきたとき、私はそう切り出した。
「まだ返事できてなかったから今するね」
私は立ち止まって、自分の目線より大分高い久我くんの目を見る。
「私......「あれ!?!?翔希くんじゃん!!!」
私も好きです、と続けようとすると、私の言葉を遮るように声が聞こえた。
「璃恋(りこ)」
久我くんの目線の先を見ると、制服姿の女の子が立っていた。
タッタッ、と走って寄ってくるその子は、私たちより少し幼いぐらいだろうか。
目が大きく、綺麗だ。
「翔希くんも今帰り?私もそうなの!!....ってあれ?」
私に気付いたその子は、首を傾げる。
その仕草の可愛いこと。

