「返事は今じゃなくていい。ゆっくり考えてくれていいから」
観覧車を降り瑠香ちゃんたちを見つけたとき、別れる前に久我くんはそう言った。
「もも!?急に久我くんと一緒に行っちゃったからびっくりしたんだよ!?!?」
3人のところに駆け寄ると、瑠香ちゃんは、安心したような顔をした。
「本当にびっくりしたんだからな」
大雅と松居くんもホッと息を吐いている。
「うん、ごめんなさい...」
私は下を向いて謝る。
「いや、久我くんだから大丈夫だけど...。何があったの?」
瑠香ちゃんが私に聞いてくる。
悪気がないのは分かってるよ。
分かってるけど.....これは言えない。

