遊園地に着くと、最初に人の多さにびっくりした。
あまり外出は好きな方ではなく、最近は人混みの中にも行かなくなってしまった。
「いやいや、こんなんで多いとか言ってたら本当ヤバイよ」
そんな俺に対して、亜嵐は出掛けることが多い。
この程度の混みようじゃビビらない。
「…そろそろお腹空いてこない?」
着いたのが11時ぐらいだったため、少しアトラクションに乗るだけでお腹が空いてきた。
ご飯の食べれる店を探していると、
「あれ?ねぇ翔希、あの子たちって」
亜嵐が前を指差す。
その手の方向を見ると、そこにはなぜかあいつがいた。
「もも……?」

