そんなこんなで迎えた夏休み。
俺は、従兄弟である亜嵐と一緒に遊園地に行くことになった。
同じ屋根の下で住んでいるだけあって、仲は良い。
遊園地に遊びに行くことになったのは、
俺の母親が、商店街のくじ引きでチケットが当たったという出来事からだ。
「翔希、亜嵐くんと行ってきたらいいじゃない」
きっと楽しいわよ、と半ば強引にチケットを渡してくる母親。
俺も亜嵐となら楽しくいけそうだと思い、誘ってみた。
「あ、遊園地?楽しそうじゃん」
すると案の定、OK返事が返ってきた。
そうして、2人で出掛けることになった。
これから待っていることも知らずに。

