「どこにいても姿を見たくて、声を聞きたくて。好きな人って人混みの中でもすぐに見つけられるの。話が出来ると胸がドキドキして、飛び上がるほど嬉しくなる。そういうものかな」
説明するとなると難しいけどなぁ、と瑠香ちゃんは考えてくれている。
「もしかして...、好きな人が自分に優しくしてくれると、少し自惚れちゃったりとか?」
私がそう聞くと、瑠香ちゃんが驚いたように私の顔を見る。
「そう!!もしかして、私に気があるのかな、とかね」
でも、そんなわけないよねってすぐに否定しちゃうんだよなぁ、と
瑠香ちゃんはどこか遠くを見るような目をしていた。
「そっかぁ」
少し心当たりがあるような気がするけれど、私はまだかな。
そんな気持ち、難しくてよく分からないや。
「あの...さ、ちょっといいかな?」
2人でご飯を食べていると、ある男の子2人組が私たちに話しかけてきた。

