「まぁ、もしかしたらそうなのかも知れないけどさ、友達の前でもめったに笑わない久我くんが、ももの前では笑ってくれたんだよ」
きっと、その笑顔はレアだぞー?、とニヤニヤしている瑠香ちゃん。
「そう....なのかもねっ」
もし、本当にそうだったら嬉しいな。
...なーんて。
「よし、ついた。私クリームパン狙ってくる!!!」
購買へついたとたん、瑠香ちゃんは目当てのパンをゲットするため、走り去っていった。
「.........」
私、1人で置いてきぼり。
...いやいや、さすがにそれはひどくない?
パンが欲しいがために、友達置いてくか?
「何だかなぁ...」
私も昼食を買うために、キョロキョロとあたりを見回した。
「メロンパン...メロンパ...あっ!!!」
食べたいなと思っていたメロンパンを探しながら歩いていると、誰かにぶつかってしまった。

