放課後に、俺はももを体育館に呼び出した。 告白を........するために。 弱いところにつけ込むのは良くない。 でも、俺にはこのチャンスを逃すことは出来ない。 俺の、唯一の希望だから。 「俺さ、ももに伝えたいことがあるんだ」 そう言って、ももの手を取る。 「もものことが好きなんだ」 しっかりと目を見つめて伝えた。