「ねぇ、もも?黙ってたら何も分からないよ。私たちは心配なの。何があったか話してほしい」
板垣さんが静かに声をかける。
すると、ももの口から小さい声が途切れ途切れに聞こえてきた。
「久我くんと...ケンカした...」
ももは、昨日あったすべての出来事を話してくれた。
「私、思ってもいないことを言っちゃったの...っ」
ももは本気で悩んでいる。
そして、涙目だ。
俺はそんなももの姿を見て、翔希に怒りがわいた。
おい翔希、お前は好きなやつを泣かせるような男なのか?
そんな心の狭い男だったのか?
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