昼休み中の今、だいたいの生徒は教室の中にいる。
「すみません!!!久我くんいます....か...」
私が教室に向かって言うと、みんなが私の方を見る。
恥ずかしくて、最後の方は声が小さくなってしまった。
「どうした?」
久我くんが席を立って、私の方へ歩いてくる。
「久我くんに伝えたいことがあるの。今、大丈夫?」
私の言葉を聞き、後ろを振り返る久我くん。
そこでは久我くんと話していたらしい佐野くんが、笑顔で手を振っている。
「うん大丈夫」
その言葉を聞いた私は、久我くんの腕を掴んで、人目のつかない場所へと走った。

