「でっ、でも、もう1人の人は良い人そうだったよね」
教室を出て靴箱へと歩く道で、私はそう言った。
「そうだね!!!カッコよかっ....あれ?」
瑠香ちゃんはそう言いかけて、固まった。
「どうしたの?」
不思議に思って瑠香ちゃんの見ている方に目を向ける。
「お前、なに言ってんのー」
(....あ、あの人たちだ)
そこには、さっきの2人組の男の子たちがいた。
何やら、友達と話をしているようだ。
友達できるの早いなぁ。
「さっきの人たちだよね、それがどうか...」
私がそう話しかけた瞬間、瑠香ちゃんは全速力でかけだした。
「ちょ、瑠香ちゃん!?!?」
呼びかけても振り向きもしない。
何やってんの...。

