泣き止んだ時にはもう、夕方で時計を見るとちょうど部活が終わる頃だった。 千夏、怒るかな? なんて思いながらもコートに向かった。 コートに着くと、千夏が来て、 「お疲れ」 って言って片付けにまた戻った。 千夏が何も言わない時は気を遣ってるときだと 私は、知っている。 千夏は意外と不器用で優しく包み込んでくれる友達ではない(笑) それでも何も聞き出さない千夏はやっぱり優しくて自慢の親友だ。