「あれ?椎名じゃん。
何かあったの?」
川崎くんに言われてハッとした。
私、広瀬くんに好きって言った後から泣いてたんだ。
「あ…こめんなさい…」
川崎くんに迷惑かけちゃう
泣き顔見られちゃった…
「椎名!
元気だせ!」
親指を立ててグッドサインをする川崎くん。
彼の優しい不器用な励ましに余計に涙が出てきそう。でも、私も精一杯の笑顔で
「ありがとう!」
「おう!なんかあったらLINEでも電話でもなんでも話は聞くぞー?(笑)」
そうやって笑顔で走り去っていった。
よし、明日から何事もなかったように
笑顔で普通に振る舞おう!
これが私のプライドだもん
フラれたから避けるとか友達以下になることだけは絶対したくない。
部活は、仮病使ってサボっちゃった。
家に帰ると川崎くん広瀬くんからLINEが入っていた。
「俺はお前の味方だぜ!」
川崎くんからのメッセージは
やっぱり謎だけど心があったかく
なるものだった。
「今日は、ごめん。」
広瀬くんからのメッセージは短文すぎて、何についての“ごめん”なのか
よく分からなかった。

