「はぁ…」
こんな朝早くに来ているのだから、廊下は寒いはずなのだが、女子達の熱気のせいで夏のように暑いのはなぜだろう。
「あーもー、俺たちはどこでなにをしてれば自由の時間を手にできるんだぁ!!!」
教室でも黄色い歓声を浴びないといけないのはなぜだろう。
「女子、女子、女子!!見渡せば女子!!」
毎回キンキン頭が痛くなるのはなぜだろう。
「優里!ボーッとしてないで俺と会話してくれよ!!」
そんな陸斗の目はグルグルと回っていた。
あーぁ…もう男子校に行きてーな…。
男子校行こうぜ。
今日もいつも通りの時間を過ごすことになりそうだ。


