「っておい!俺を鶏って呼ぶな!!いや、でも金髪の鶏ってちょっとかっこいいかもな」
バカかこいつ…。
「人の心を勝手に読むな。罰金だ」
「え、マジ!?金取るの!?」
自分でもマヌケな会話をしているなと自覚しながらも、足のスピードは落とさず、逆に早めていった。
「王子様、さすがに早くない?ねぇ?」
俺の後ろで騒いでいた陸斗が俺の隣に追い付いてきて、顔を近づけてきた。
うざったらしい顔をして。
「はぁ…お前も大変な事になるんだから早く行ったほうがいいだろ」
「いや、そうなんだけどさ」
そう、大変な事になるのだ…。


