ザーっと響く雨音で目が覚める。

...最悪。

カーテンを開け降り続く雨を
あたしはただ睨みつけていた。

♪〜...

携帯が音を立てて着信を知らせる。

----店長----


「はい...」

『あ、國枝さん?今日12時からで!』

「あー...了解です」

『じゃあ、よろしくね!』

「はーい」


電話を切り携帯をベッドに放り投げる。