「哉汰先輩!お久しぶりです!」
亜莉紗先輩知ってるんだ…
「おー!高松、久しぶり!」
「今からちょうど休憩しようとしてたんですよ!トランプでもしません?w」
『やるー』
さすが数学部。
自由奔放だ
「誰もトランプしていいとは言ってないぞ」
「いいじゃん、宮田。お昼お昼!」
あ、そっか。お昼まだだったんだ
「お昼、て言っ…」
「無視無視。やる人集まって〜」
さすが亜莉紗先輩
宮田先生のこと完璧無視
「どうする?片桐やる?」
「やろうかなw」
「じゃあ俺も」
哉汰先輩がやるなら…
「私も!」
私はさりげなく哉汰先輩の横に座った
「僕もする!」
「は?ダメ」
「なんでですか!」
「なんででも」
「いいじゃないですか!」
大翔と亜莉紗先輩。
「うっせーな。な?」
「え。」
哉汰先輩が話しかけてくれた。
嬉しくて何も言えなかった私だったけど
「じゃあ始めよっか!」
そこから大勢でのババ抜きが始まり気付いたときには私は哉汰先輩と笑いあってはしゃいでいた