約束だから、破っちゃダメだから…
「そう、でもいい場所よね」
「でしょっ??あそこで食べるお弁当は美味しい……あぁっ!」
「どうしたの?!」
大声を出した私にお姉ちゃんはびっくりした。
「水筒忘れてきちゃったぁ…取りに行ってくる!!」
「気をつけるのよー!」
「わかってるー!すぐ帰るからねー!」
私は急いで山へ走った。
坂道ダッシュは辛い…
「はぁはぁ…」
まだ半分しか登ってないけど疲れて走るのをやめる。
すると…
──トコットコッ
と上から誰かが歩いてくる音が聞こえた。
距離がだんだん縮まり、それが男の人だということがわかった。
「あっ」
左手には私の水筒が握られていた。
その男の人と目が合った。
「っ…」
「これ、あなたのですか?」
こくんと頷くと男の人は、「良かった」といい、私に渡してきた。
「そう、でもいい場所よね」
「でしょっ??あそこで食べるお弁当は美味しい……あぁっ!」
「どうしたの?!」
大声を出した私にお姉ちゃんはびっくりした。
「水筒忘れてきちゃったぁ…取りに行ってくる!!」
「気をつけるのよー!」
「わかってるー!すぐ帰るからねー!」
私は急いで山へ走った。
坂道ダッシュは辛い…
「はぁはぁ…」
まだ半分しか登ってないけど疲れて走るのをやめる。
すると…
──トコットコッ
と上から誰かが歩いてくる音が聞こえた。
距離がだんだん縮まり、それが男の人だということがわかった。
「あっ」
左手には私の水筒が握られていた。
その男の人と目が合った。
「っ…」
「これ、あなたのですか?」
こくんと頷くと男の人は、「良かった」といい、私に渡してきた。

