「美海、久し振り。バームクーヘン持ってきたよ」
お墓へつき、美海の大好きだったバームクーヘンを置く。
お姉ちゃんがお線香に火をつけ「はい」と渡してきた。
「ありがとう」
お線香をおき、手を合わせる。
『美海、今日も行ってきたよ。すごく綺麗だった。美海、元気??ちゃんとご飯食べてる??美海…大好きだよ』
「帰るよ、美虹」
「うん。バイバイ、美海」
家に帰る途中、お姉ちゃんがあることを聞いてきた。
「ねぇ美虹、ずっときになってたんだけど…」
「何?」
「なんでいつも山に行くの?」
「それは…」
──あ!美虹お姉ちゃん、この約束は誰にも言っちゃダメだよぉ!!
──うん、わかった
──美虹お姉ちゃん大好きっ!!
「あの場所が、好きだからだよ」
お墓へつき、美海の大好きだったバームクーヘンを置く。
お姉ちゃんがお線香に火をつけ「はい」と渡してきた。
「ありがとう」
お線香をおき、手を合わせる。
『美海、今日も行ってきたよ。すごく綺麗だった。美海、元気??ちゃんとご飯食べてる??美海…大好きだよ』
「帰るよ、美虹」
「うん。バイバイ、美海」
家に帰る途中、お姉ちゃんがあることを聞いてきた。
「ねぇ美虹、ずっときになってたんだけど…」
「何?」
「なんでいつも山に行くの?」
「それは…」
──あ!美虹お姉ちゃん、この約束は誰にも言っちゃダメだよぉ!!
──うん、わかった
──美虹お姉ちゃん大好きっ!!
「あの場所が、好きだからだよ」

