初恋story 

あんな笑顔見せられたら期待しちゃうよ。
「おーい美虹さーん。ニヤけてますけど?」
横から奏が私をのぞき込む。
「え!?ニヤけてなんてないよ!」
「とかいいつつ、顔笑ってるし!!さーてーわ!亮羽くんの事考えてたなぁ?」
図星です…はい。
「本当に好きなんだね、亮羽くんのこと」
「…うん」
恥ずかしい!!
「まっ、お互い頑張ろーねー!」
「そうね」
私がニコリと微笑むと奏も微笑んだ。


私の初恋は、一つ年下の彼。
優しくて大人っぽくてかっこいい人。
その大人っぽい顔をくしゃりと崩して笑うところが私は好きだ。…嘘。全部好き。

だから、私は強く決意したんだ。