初恋story 

「良かった。違う人だったらどうしようって少し不安でした」
あははって苦笑いする亮羽くん。そんな亮羽くんもかっこよくて愛おしい。
それよりなんで2階にいるのかな?
「亮羽くん、なんか用事?」
「あ、部長の佐々木凜人先輩に用があって…」
凜人くん?
「呼んできてあげる」
他学年のフロアには入れないからね。
「ありがとうございます」
ニコリと微笑む亮羽くんは天使みたい。
…ドキドキしちゃう。
私は教室に戻り、凜人くんのところへ向かった。
「凜人くん、亮羽くんが呼んでるよ。中央階段の前にいる」
凜人くんとは今日仲良くなったから少しは楽に話せるようになった。
「お、おう。ありがとな」
凜人くんは私にお礼を言うと、教室を出て亮羽くんのいる場所へ向かっていった。
「美虹、帰ろう!!」
「うん」

亮羽くんと話すのはやっぱり緊張する。
一目見ただけでドキドキしちゃうし…