「はいはい。じゃあ飯食いに行くぞー」
「今日は何ー?」
「亮羽が好きなのでいい」
「じゃあ、ハンバーグ」
「おぅ」
俺と兄貴は毎週土曜日、親の帰りが遅いからご飯を食べに行く。
今日は俺の大好きなハンバーグだ。
「うまぁ〜」
「亮羽、幸せそうだなっ。よかった。笑ってくれて…」
最後の方は小さくてよく聞こえなかったけど、兄貴がニコニコ笑ってたから気にしないことにした。

兄貴、ありがとな。
俺頑張るよ。