俺は、「深江 斗真」

俺のとなりの家には幼馴染みかつ、国民的アイドル「須加 愛」が住んでいる。

だが、こいつは、俺の青春を一瞬でぶち壊した….
最低無責任野郎だぁぁぁぁぁああ！！


事の始まりは一週間前のPM10:00

俺は、ベットでパンの教科書を見ていた
(言い忘れたけど俺の趣味はパンを焼くことだ。)そしたら、いつものように地獄はやってくる、「ドン！ドン！ドン！」と家のドアを叩く音、ほら来た。

俺は急いで下に降り、家のドアを開けた、するといつものように愛が飛び入ってくる、けど、いつもと違うことにすぐ気がついた。愛の後ろが何やら騒がしい、ピカピカと光る白い光！これはもしや！

「パパラッチだぁーーー！」

俺は急いで家のドアを閉めた。


そして、俺は愛に問いかける

「なんで、パパラッチがいるん だ？」
「ん？えっとねー…」
「なんだ？」
「なんでだろー？」
「ハッキリ答えろぉぉぉぉ！」
「うっ、分かったよ…」

そして、愛はしぶしぶと話出した。

「実は、仕事の都合で俳優伸也とご飯を食べに行った時に写真とられてて、それの噂を嗅ぎつけたパパラッチが事務所前に固まってて後をつけられたの」

「で？なんで俺んち入ってくるの？」

「近かったから」

「はぁ？」

俺は唖然として動けなくなった。
しばらくしてやっと理解した俺はとりあいず、愛を家に送って(まぁ、隣だけど)部屋に戻りとりあいずベッドに入る。
そして、天上をみながら(どうか夢でありますように)と強く願った。


翌朝、俺は現実を突きつけられる
テレビをつけるなり「須加 愛 の恋人はまさかの一般人！」というニュースとともにモザイク入りで急いで家を閉める俺が写っていた。


何てことだ…

俺は一瞬もう消えたくなるくらいあせった。


そして学校でも教室の隅でもヒソヒソ声がだだよっている。

嫌な感じだ…

そして後ろから勢いよくどつかれた
「何落ち込んでんだよ!」


声をかけてきたのは俺の数少ない友達の1人の「清水 龍人」だった

「そりゃ落ち込むだろ？」
「まぁ、けど、悪い気はしないだろ?」
「悪い気だらけだよ」
「なんで？」
「だって、あんなに大報道させられて、ますます友達が少なくなるよ」
「俺がいるだろ？」
「まぁ、な、」


こんな、言葉でさえもこの気持ちはどうにもならない。


そして俺はあいつに電話した。

プルルル、プルルル、ガチャ

「はぁーい、もしもし、」
「俺だ、斗真だ」
「あっ、とーま、なにー？」
「なにー？じゃねーよ、お前昨日あれだけの騒ぎを起こして俺に謝罪もなしか？」
「あー、ごめん、ごめん」

ほんとに頭にくるなんだこの態度は

「なんだ、おまっ」
俺が言葉を発しようとしたとき
「ごめん、今からイベントだから切るねバーイ」

「ガチャ」

そうしてあっとゆうまに電話はきれてしまった。


何て無責任な野郎だ、
あんな最低幼馴染、
もう。俺は、どうすればいんだぁぁ！


これが一週間ぐらい前の出来事だった。