いつも大人びてて、れのんの背中を追ってるはずなのに、今日はれのんが弱々しく見える。 頼りない、か細い声。 れのんの真意がわからないよ。 私をキレさせたいの? 「私……柚のこと、わかんないよ……」 言いたいのはこっちだってば。 感情を抑え、れのんの話をじっと聞くと決意した私は、ポツリポツリと話すれのんの言葉を、 一言一句聞き漏らさないように耳を傾ける。