そっと、もっと、ぎゅっと~私に限り無い愛を~

…心配してくれてるんだ。

そう思うと、嬉しくて仕方がなかった。

・・・マンションの前に着くころ、修がこちらに走ってくるのが見えた。

私は笑顔で修の名を呼んだ。


「大谷さ・・・・」

・・・・・・。

突然後ろから、何かで殴られた。

私は何が起きたのかもわからず、意識を手放した。


「矢沢、しっかりしろ」

「・・・・」


「目を開けて、オレを見ろ」

「・・・・」


何度も、何度も、修は私の名を呼んでいる。

それでも、私は目を開ける事も、身動きを取ることも不可能だった。



…次に目を覚ました時には、泣きそうな顔した、修の、

心配そうな顔が映った。