「くーるみっ、おはよー。」

「あっ、零ちゃんっ。」


くるっと振り向くと

そこには、ぞろぞろと知らない男の子に囲まれている

零ちゃんの姿があった。


一条零[いちじょうれい]

あたしの、幼稚園の頃からの

幼馴染である。