おとーさんは、あたしの声にびくっと反応して あたしのほうをむいた。 「…わかった。」 重々しく答えたおとーさんの声。 こんな声をきいたのは 久しぶりかもしれない。 …でも。 今夜は、なんとしてでも寝かせない。