実はちょこっと悩んでます。

「…ほんとに?」

「…うんっ…。」

「…嫌だったらすぐ言っていいから。」


時雨君はそう言って

あたしにキスをした。


「っ…///」

「…ごめん。」

「…なんで、ごめん…?」

「…我慢、できなかった。」


気がつけば、観覧車はもうすぐ下に着くところで

あたしは顔の赤さを隠そうと

両手で頬をおおった。