実はちょこっと悩んでます。

「俺、一条さんの隣にいれるなら、友達でもいいと思ってました。でもやっぱり、一条さんの1番になりたかったんです。」

「あたしの、1番…?」

「一条さんの、1番の男になりたかったんすよ。」


まだ泣き止んでいないあたしの背中をさすりながら

落ち着かせてくれようとする赤城は

誰よりも特別なような気がした。