「おい晴斗!千葉さんがこんな美人って事何で教えねぇんだよ!」


「は、はぁ?!」


私もはぁ?!って感じ。


誰の事美人って?!


そ、それにこの人誰?


私の事知ってるの?


晴斗に目で訴えると、嫌々そうに男の子を紹介した。


「こいつは藤井瑞樹。俺の中学からの友達。部活もサッカー部で一緒だったの」


「そうなんだ…」


「千葉さん宜しくね!」


「よ、宜しく…」


そう返事をすると、藤井君は、


「千葉さん晴斗には勿体ねぇな~!」


と言った。