三日恋〜晴と雪の恋物語〜


慌てて離れると同時に、幸のお母さんの涙が止まってて安心した。


すると、幸のお母さんが俺を見つめた。


「ねぇ晴斗君。幸の事、まだ好きでいてくれてる?」


「え?」


「あの子はお父さんが亡くなってからずっと苦しんでる。支えになってあげたいのに、同じ悲しみを持った私じゃダメなの。だからまた、ここな来てくれないかな?幸の事、変えてあげてくれないかな?」


俺に懇願する幸のお母さんを見て、俺は深く頷いた。


「好きです。幸の事が好きです。好きじゃなくなるなんて、あるはずがありません」


そう言うと、幸のお母さんは


「良かった…」


と、微笑んだ。