三日恋〜晴と雪の恋物語〜


ああ、分かった。


俺、何で恥ずかしかったのか。


自分より悲しがってる人がいるのに、俺なんかが泣いちゃダメだって、恥ずかしかったんだ。


俺なんかが泣いていいのかって、恥ずかしかったんだ。


「俺も、俺も一緒に泣いていいんですか…?」


気づいたら俺はこんな事を聞いていた。


「ふふっ。当たり前でしょ。晴斗君は、未来の息子だもの」


「えっ」


驚いて顔を上げると、幸のお母さんと至近距離で目が合った。


「す、すいません!」