三日恋〜晴と雪の恋物語〜


何でか分かんないけどすげえ恥ずかしい。


幸のお母さんの視線を感じる。


早く涙が止まれよ!


すると、何かに包まれた。


柔らかい何か。


気付くと俺は、幸のお母さんに抱きしめられていた。


「あ、あの…」


「ありがとね」


「へ…?」


驚き過ぎて間抜けな声しか出ない。


「お父さんの事、泣いてくれてありがとう。私達、駆け落ちだったから、周りに頼れる人なんて、一緒にこうやって泣いてくれる人なんていなくて…晴斗君がこうやって泣いてくれて、幸私は、孤独じゃないって思えたよ」