「じゃあ、千葉さんとはちゃんと話す事は出来なかったんだ」 「あぁ」 藤井は余計な口出しはせずに話しを聞いてくれた。 「けど、千葉さんだって確信したんだろ?」 「あぁ」 「何で話してくれないんだろうな」 「そこなんだよな〜」 俺は椅子に深くもたれた。 「会って話せば手紙をくれなくなった理由も聞けると思ったのに、まともに会うこと出来なかったし」 「今日も欠席だもんな〜。また家に行くしかねぇよな〜」 「な〜。て、え?」