三日恋〜晴と雪の恋物語〜


「じゃあ、千葉さんとはちゃんと話す事は出来なかったんだ」


「あぁ」


藤井は余計な口出しはせずに話しを聞いてくれた。


「けど、千葉さんだって確信したんだろ?」


「あぁ」


「何で話してくれないんだろうな」


「そこなんだよな〜」


俺は椅子に深くもたれた。


「会って話せば手紙をくれなくなった理由も聞けると思ったのに、まともに会うこと出来なかったし」


「今日も欠席だもんな〜。また家に行くしかねぇよな〜」


「な〜。て、え?」