戦闘もやっと終わって
ため息をつく。
僕は真っ赤っかに染まった体を見ながら
項垂れる。
全部返り血、全部数分前には生きてた命
残酷な残酷な残酷な世界だ。
そして僕は風呂屋へ向かう、誰も無言そりゃそうだ。心がないのだから

そして僕はゆーっくりと風呂に漬かって
風呂屋のおっさんと駄べりながら
コーヒー牛乳を飲む
これがこっちに来てからの楽しみ。
何もかも忘れて癒される、

すると隣の女風呂から威勢のいい声が聞こえた

「おっさん!シャンプー足りないじゃん!!ちょっとさっきの戦闘で疲れたんだから!!補助してよ」

といいながらバスタオル一丁で黒髪のサラサラストレートを揺らしながら、人形のようなダイナマイトボディを惜しげもなく晒して、おっさんにしゃべりかけてきた。

あまりの驚きに僕は盛大にコーヒー牛乳をぶちまけた。

えっ待って今喋ってたよね
完全に
ぇぇ!!嘘ォ!
ありえないよ!!
どんな確率で!!
それも銭湯で!!

驚き戸惑いながらこぼしたコーヒー牛乳を拭く僕を凝視しながら行った

「あんた……もしかして異人?心あんの?」

僕は赤くなりながら「はい!」と答えた

「ふーんじゃ仲良くしようね。私ゃ日本軍のコウっていうんだ!!覚えとけよ!」

「うん!僕は峰っていうんだちなみに同じ日本軍です!」

「硬いなー君ー!!僕称だなんてショッタショッタじゃない!可愛いわね」

「ショタだなんて!!僕はいちよもう18なんですから!!」

「ふふっ口答えも可愛い♥坊や気に入ったわ」

そう言って僕は彼女と力強く手を握りあった。