「だから…めぐも迷惑してるから…」

その言葉に勢いよく首を左右に振る私に、西島さんは大声をあげて笑った

ヒーヒーいいながら肩を震わせている

「…くっ…ごめんごめん、でも俺はこれで…帰らせてもらうよ」

まだ笑ってるけど、そのまま椅子を立って玄関へ向かう

それについていくかのように龍と私は玄関へむかう

「俺も帰るよ……じゃぁね…」

龍は西島さんと一緒に玄関を出ていった

「うん、ばいばい。」

本当はもう少し一緒にいたかったけど…それを押し殺すように、笑顔で龍たちを見送った