小さく呟いて、にやっと笑うおとうさんの顔が私の目に焼きついた

「……あ…………」

声にならない声が私の口から漏れて、

一歩、また一歩下がってもじりじりと詰めてくる

怖くて怖くて、脈は早くなるばかり

「……俺と…一緒に……」

大きくキラリと光ったものが私を捉える