「………ちゃん………めぐちゃんっ」

ふいに聞こえた大きな声にびっくりして、恐る恐る横をむくと、私の目の前で大きく振っている沢田くんの手があった

「あ…ごめん。ぼぉっとしてた…」

軽く苦笑いを浮かべながら答えると、沢田くんも笑っていた

それは、なんだか…お日様みたいな…

本当にお日様みたいな笑顔。

「綺麗………」

私が小さく呟いたはずはのに、沢田くんはそれに気づいたように顔をぐっと近づける

それに少し驚いて、顔を引っ込めると沢田くんの顔はもっと近づいた