一人、白い歯をにっと見せて笑っている男の子がいた
「……さわ…だくん…」
さっき名前を言われたからさすがの私もまだ覚えてる
小さく漏れたその言葉を彼はしっかり聞きとったみたいで、また彼はにっと笑った
「朝陽でいいよ。…てか、ご飯食べないの?」
今度は少しだけ私に近づいて顔を覗き込む
人の顔を真っ正面から見るのはりゅうと西嶋さん以外にいなかったから…少し戸惑う
思わず顔をパッと背けると彼はまたずいっと顔を近づけてきた
「……えっと…めぐちゃん?」
「……さわ…だくん…」
さっき名前を言われたからさすがの私もまだ覚えてる
小さく漏れたその言葉を彼はしっかり聞きとったみたいで、また彼はにっと笑った
「朝陽でいいよ。…てか、ご飯食べないの?」
今度は少しだけ私に近づいて顔を覗き込む
人の顔を真っ正面から見るのはりゅうと西嶋さん以外にいなかったから…少し戸惑う
思わず顔をパッと背けると彼はまたずいっと顔を近づけてきた
「……えっと…めぐちゃん?」

