あー、腹へった。

購買のメロンパン今日はあるかな?

隣の女の子ちっちゃ…

って、え!?

「っと、あっぶねー」

ん?あれ?
奏ちゃん…じゃね?

俺は、隣にいた女の子が転びそうになっていたのを瞬時に助けた。

その女の子は良く見ると奏ちゃん。

え、奏ちゃんめっちゃ軽い…

「あ、ありがとうございました」

奏ちゃんは、俺だと気づき
顔から笑顔が見れた。

ん?顔赤くない?
熱でもあるのかな?

「大丈夫?」

「あっ、はい!」

奏ちゃんは、ありがとうございましたと言って俺にニコッとしてみせた。

ドキッ…

待って、この笑顔反則。

可愛すぎでしょ。

つい、抱きしめたくなる。

「優貴ー!」

友達に呼ばれた時に我に返った。


なんだったんだろう…
今の気持ち。