「おはよー、奏」

「あ、琴音ちゃん!おはよう!」

琴音ちゃん、すっごい眠そう…
朝苦手って言ってたもんね。

「ねえねえ、琴音ちゃん?
昨日、先輩でかっこいいひといたの!」

「ほんと、奏かっこいいひとに
目が無いね(笑)」

えっ、そうかな?…
確かにかっこいいひとはいいって思う
でも、中身も大切!うん!

私は心の中で、あの先輩に
また会いたいなーと、思っていた。

なんでだろう…
あの先輩のこと気になっちゃう。

「奏、置いてくよー!」

私は、琴音ちゃんのところに
走っていった。