「うん、本当に美味しいよ」
「紗羅ケーキ作れちゃうとかすげーじゃん!」
「ひゃー♡照れるー♡♡」
成功してよかったぁ〜♪
そんな褒め言葉を連呼してくれる2人に照れながらも買っておいた飲み物を思い出して冷蔵庫までまた駆ける
「あ、シャンパンシャンパン!!」
「紗羅、俺らミセーネンなんすけど」
「あ!間違えた!なんだけ!あれ!子供の時から飲んでるやつ!!」
「シャンメリーのこと?」
「あ、それ!!」
冷蔵庫からホワイトブドウ味のシャンメリーを出して3人分のグラスに注ぐ
「おお、なんかオシャンティー」
「そうか?毎年のことそんなもんだろ?」
「もー!私準備頑張ったんだから褒めてよー!!」
「うん、偉い偉い」
ポンポンっと頭を撫でる悠夜
ゔ・・・これもこれで子供扱いされてる感じが・・・
「つーか、マジケーキうまいな。もう一切れ食っていい?」

