「握力ウサギ並みなのがいけないよね」








「それをゆーならヒヨコじゃね?」








んー・・・なんかブツブツ言ってる2人は置いておいても、本当にいくら紐を引っ張ってもパーンッ☆ってならない








諦めずにんーっと何度も紐を引っ張り続ける







「ま、それよかおめでと悠夜!!」





ん〜〜





「うん。新もありがとう」





ん〜〜〜







「誕プレすげぇ悩んだわー悠夜に渡すの何回目だよって話じゃんか?」






ん〜〜〜〜






「ってことでコッ」ーーパァァーーン☆







「「「・・・」」」









「や、やっと出来た」








「このタイミングかよ!俺喋ってたのに!!」






「あはは〜〜」





相変わらず笑顔が絶えない悠夜と呆れ顔の新を目の前にして苦笑いする私






リビングにある白いダイニングテーブルに三人で囲むようにして腰掛ける







テーブルの上には真っさらなお皿とホーク








「よしっ!ケーキを食べるしかないっ!」