それに・・・結局、悠夜の好きな人も聞けないままだし・・・
「はぁ・・・モヤモヤするっ」
なんて考えていると玄関がガチャッと開く音が聞こえて
・・・まさか、新か悠夜?!
どうしようっまだ心の準備がっっ
ーーガチャッと開いた私の部屋の扉をドキドキしながらその扉を見つめていると
「おねえちゃん」
開けた本人は新でも悠夜でもなく妹の由羅だった
「由羅っ?!」
予想外の人物にちょっとびっくり
「どしたの?」
「さっき、マンションの前で新くんと悠夜くんと話してるの・・・聞いちゃって・・・」
「えっ・・・」
気まずそうにそう打ち明けてくれる由羅
「そ、そっかぁ、聞いちゃってたかぁ〜冗談らしいんだけど、お母さん達には一応秘密だよ!」
妹にこれ以上気まずい想いをさせてはならないと無駄に明るく振る舞うけど、表情の変わらない由羅
・・・あれ?
そんな由羅に違和感を感じていると、重たそうに口を開く
「あたし、悠夜くんのこと好きなんだ」

