「俺はあの2人のあーゆーやり取り、外から見てる方が好きなんだ」
「ふ〜ん」
2人の事見てるだけで俺は胸が暖かくなる
昔から変わらず、ずっと
「悠夜がそれでいいなら良いかもしれないけど。
もっと攻めないと新に紗羅取られちゃうよ？」
「・・・っ」
晃くんは笑みを浮かべず、ただ真顔で俺に告げる
分かってる
いつかそうなるだろうって
じゃあ、その時・・・俺は・・・
「俺は・・・」
無意識に目線が紗羅に行くとバチっと目があう
かと思うとそのまま俺目掛けて駆け寄る紗羅
「悠夜ー！！」
「・・・」
「悠夜はなに飲むー？！」
俺には眩しい位の笑顔でいつだって笑いかけてくれる紗羅
「・・・紗羅と同じので良いよ」
「私の？！私、オレンジジュースだよ？！」
「うん、それで。」
「ん〜うん！わかった！！」
いつだってソバに居てくれる紗羅
失いたくないっ・・・ー
