「ごめんね?女の子の部屋に入るのは気が引けたんだけど由羅が〝待ってればいいじゃん″って言ってくれてさ!」
「由羅がっ?!」
由羅のバカあぁぁ〜!!!
「てか紗羅、顔赤くない?」
「ひぇっ?!な、なななんでも!!ないっっ」
「そう?」
〝そうですっ″という気持ちを込めて何度も縦に頷く
もぉぉぉ〜///
「そ、それで、アキ兄私に用事か何かっ?」
「あ、そうそう!」
ハッと思い出して満面の笑みで私に告げる一言
「紗羅、俺とデートしよ?」
「でっ?!」
でっでででででっ
「デートッ?!」
「そ!デートしよ♪」
ひゃあぁぁっ♡
こんな、カッコイイお兄様とデート・・・♡
なんですかこのちょー絶望ハッピー展開っ?!
「どーかな?」
「いく!いく行く!!ぜぇったい行く!!」
2人でデート・・・♡
楽しみぃぃ〜♡
うひひ〜♡

